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我慢を続けますか?

暑い日が続きますね。
もうエアコンなしでは生活ができません^^”

ちなみに、みなさんは夏場の冷房の設定温度って何度にしていますか?
環境省のサイト内に、家庭のエネルギー事情を知るというページがあります。
家庭のエネルギー事情を知る | 家庭部門のCO2排出実態統計調査 (env.go.jp)

こちらのサイトの「エアコンの使い方について」において、各家庭での設定温度の統計調査結果が出ていましたのでご紹介します。

なんと、最も多いのが27℃設定で、次に28℃、そして26℃!
参考にはなりませんが、私は25℃もしくは26℃設定にしています。

ここで、よくエアコンの付近で見るこんな表示があります。

例えば会社やビジネスホテルの部屋で見ることがありませんか?

実はこれ、設定温度ではないのですよね^^”
環境省でもはっきりと設定温度ではありませんと記載しています。

私もずっと推奨設定温度だと思っていたので、28℃なんて無理無!って思っていました。
でも実は室温28℃が正解のようです^^

ただ、この室温ですが、明らかに快適だと感じる個人差があります。
特に人の多い会社だと、寒すぎると感じる方、また暑いと感じる方、それぞれだと思います。
座る場所にもよりますしね。

エアコンの温度の話しをしましたが、環境省のこのサイトでは、家庭のエネルギー事情全体を知ることが出来ますので、ご興味があればご覧になってください。

さて、今回この内容を取り上げたのは、こういう省エネの取組みなんかがそうなのですが、どうしても「我慢する」と印象が強くないですか?

ここ最近の暑さで、屋外にいるとグッタリしますので、家に帰ってこの状況で我慢したくないですよね。
何より体調を崩しそうです。

ひょっとすると普段から、「我慢しないといけない」と捉えてしまっていませんか?
これが良くないなと思っています。
つまり環境への取組みがネガティブになるという事です。

日本人はとかく環境対策などの取組み=我慢と捉えてしまうようです。
それを象徴するアンケートがありますのでご紹介します。

7年前の内容ですが、2015年に世界市民会議で実施した、「気候変動とエネルギー」に関する市民の回答で、気候変動は「生活の質を脅かすもの」という回答が、6割を占めるという結果が出ています。
https://www.jst.go.jp/sis/scienceinsociety/investigation/items/wwv-result_20150709.pdf(画像引用先)

マジメな気質もあるのでしょう。
皆さんはどうですか?

生活の質と直結するのはいかがなものかと思ってしまいますが、どうもコツコツ取組を求めるのもよろしくない気がしています。
これも日本の特徴なのかなあと考えています。

小さな数字の積重ねを否定するわけではなく、むしろ大切なのですが、それが苦痛になり、疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。

そうではなく、建物の断熱性能を高めるだけでも相当違ってくるはずです。
これは個人の努力ではありません。

車をエコカーにする
これも個人の努力ではありません。
選択するかしないかは個人に寄りますが^^”

そういう選択をしていくと、ネガティブな発想と切り離していけるのではないかと、暑い中でもうろうとしながらも考えていたので取り上げてみました。

こういった個人のコツコツ努力の積み重ねとは別の仕組みで対応することや、サービス/技術が出てくるはずなので、個人的にも注視していきたいと思います。

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