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資源について思う事

資源が乏しい日本は「肉」だけに限らずあらゆる原材料を輸入に頼っています。
というフレーズは、前々回の ~ 肉から考える「余すことなく使う」重要性~ で触れました。

なので、いかに資源を確保するかという事と、確保した資源を効率よく活用する、という事が重要になると考えています。
とも記述していました。

これはATARAが目指す、「もったいない資源がもっと当たり前に活用されている社会」とも一致します。

ただリサイクルするだけでなく、設計段階から使用後の用途が決まっていて、ゴミにもならない。
または、本当に余す個所がなく資源を活用する。
そうして経済も回っていく。ATARAが言うところのLossをBenefitにという事です。

それをEUではサーキュラーエコノミーと呼び、取組が進んでいて、日本でもサーキュラーエコノミーを進めようとする動きが増えてきています。

ただ、私からすれば、EUの用語を使わなくても、日本は本来得意分野なはずです。
「もったいない」、「余すことなく使う」もそうなのですが、少し言葉を変えて、一物全体という考え方もそうですよね。

一物全体とは簡単に言ってしまうと、「1つの物を丸ごと食べる」ことです。
例えば、野菜は皮をむかず、葉や根も食べる。米は精米せずに玄米でいただく。といったことです。
これって、実は食物本来の生命力を頂くことだと思っています。

モノがあふれ、買い替えた方が安いとか、形が悪いから捨ててしまえという事ではなく、もう一度「余すことなく使う」ことを考え始めると、実は新たな気付きも多いという事がわかってきます。

少し話は変わりますが、今回11月より、ATARA SHOPで取り扱うブランドを増やしました。
これは、ATARAが目指す、「もったいない資源が当たり前に活用される社会」を作るには、まずそのような原料を使った商品が市場でしっかりと受け入れられていること。そして、原料として流通させるには、規格がしっかりしていることである、と考えています。

そこで、ATARA SHOPでは、市場で受け入れられるために、「知る」、「考える」、「選択する」という行動の、まずは知ってもらうという事を
はじめました。

その商品ができた背景、想い、そして、未来についてもお伝えしていきたいと考えています。

モノづくりには原料が必要です。
その原料が枯渇するのではないかという危機感とどう向き合っているのか。
等々、まずは知ってもらいたいと思っています。

次回は、ATARA SHOPが選択し、新たに取り扱いを始めたブランドについて、じっくりとご紹介をいたします。

え?宣伝?

はい^^

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