自然は怖いもの
自然とは、山、川、海、草木、動物、雨、風など、人の作為によらずに存在するものや現象。また、すこしも人為の加わらないこと。また、そのさま。それらを超越的存在としてとらえることもある。
辞書を引くとこのような内容が出てきます。
人が整備したもの、手を加えたもの、管理しているものは自然ではないということですよね。
という事は、日本の森林の41%が人工林だという事は以前にも書いた通りなのですが、それは自然ではないとも取れます。
屁理屈をこねるつもりはないのですが、毎年起きる災害や、ここ最近の豪雨のニュースを見ていると、人間が心地よく接することができる自然って、実はほんの1部分であって、本当の自然は時として人間の命をも奪ってしまうものであるということをあらためて感じています。
自然は本来恐ろしいものである。とても人間がコントロールできるものではないのである。と実感しています。
神秘的な光景に出会って感動したり、癒しを与えてもらえたり、そういう良い1面があるのも事実ですし、私たちが普段接している自然はそちらが大部分ですよね。
ただ、登山をされる方は、本当の自然と対峙されてますが。
特に雪山を登られる方は怖い自然と接していますよね。
登山の場合は、自らが自然の中に入って行きますが、自然災害の場合は、私たちの日常に突如襲いかかってきます。
昨年の7月も豪雨災害が多かった月でしたが、どうやら今年も同じ状況のようです。
特に西日本は気象状況的に上空に水蒸気が入ってきやすく、積乱雲ができやすいそうです。
これから秋の台風シーズンは、自然は怖いものとして接する必要があるなと、ここ最近のニュースを見て感じています。
自らが飛び込んでいくときはしっかり準備をしますが、そうでない日常は準備(備え)が疎かになります。
もう普通じゃないと思って備えておいた方が良いですね。
でも自然災害の原因を作っているのは人間だという事も、しっかりと自覚しないといけないと思っています。
この記事へのコメントはありません。