お福分けのすすめ
お裾分けとか、お福分けって最近経験されましたか?
お裾分の言葉の由来を見ると、裾は本当に着物の下の方、つまり重要でない部分という意味がありました。
ということで、目上の方へはこの言葉は失礼にあたるそうです^^”
一方で、お福分けという言葉も、基本的にはいただき物をお分けするという事に変わりはないのですが、どちらかというと素敵なものをいただいたのでというニュアンスですよね。
例えば食べ物の場合、美味しいものをいただいたので少し分けるという事ならいいのですが、いただいたけれども食べきれないので分けるというケースもあると思います。
これを今風に解釈しなおすと、食品ロスを防げるということで、「もったいない」が発生しませんので、決して「裾」ではなく、どちらかというと、社会的には「福」だと解釈できます。
という事なので、もう全てお福分けにしてしまうというのはいかがでしょうか。
私はもうこの解釈で使用したいと思います^^
シェアでもいいですけどね!
さて、少し話は変わるのですが、実は今、人口は減少しているのに世帯数は増加しています。
それは、単独世帯(一人世帯)数が増加してきており、2040年には世帯数の40%に達すると予測されていて、そのうち65歳以上の単独世帯数の増加が顕著で、同じく2040年には900万世帯に達するとも言われています。
総務省がこの問題に対して、ICTで繋がりをという事を模索していますが、お福分けでも繋がりを持つことができると考えています!
一人世帯でいただき物をしても余ってしまいます。それを他の一人世帯の方(じゃなくてもいいのですが)とシェアをする。そして、そのお返しが帰ってくる。そういう繋がりの役目を担えるのではないかと思っています。
時代とともに変化するお福分けとしてぜひお勧めしたいです!!
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