BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ATARA Producerのブログ
  4. SDGsってなんだろう?

SDGsってなんだろう?

皆さんこんにちは!

ゴールデンウィークでお休みの人、お仕事や学校の人、様々でしょうか。

平常時であれば五感を開放するためにどこかに出かけたくなる季節でもありますが、私はお仕事もお休みも積極的にお家時間を過ごしております。

さて、そんな今日はSDGsって何だろう?という事について、私なりの解釈でご紹介したいと思います。

SDGsSustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標と訳されています。
持続可能についてはイメージできると思いますが、開発目標というのが何だろう?と思う方が多いかもしれません。
SDGsは繁栄を見据えた行動計画なんですよね。

目標としては、世界的な喫緊の課題が盛り込まれています。
17の目標と169のターゲットについては、検索すると直ぐに出てくるので、ここでは省略させてください。

現在のコロナ禍での不自由さは別問題として、私たちが便利で快適な生活を取り入れた背景には何があったのか。
喫緊の課題を作り出した背景です。

現在、日本を含む先進国と呼ばれる国々が発展してきた過程で、またその結果、それと引き換えに犠牲になったものがたくさんあります。

大量に資源を使い、労働力の安い国で、原価を抑えて大量に物を作り、利益を得て発展してきた結果どうなったでしょうか?

物であふれた使い捨ての社会。余剰分は捨てても採算が合う仕組み。

その一方で、まともに食事が取れない人、教育が受けられない人が存在するといった経済、機会の格差が拡がりました。

そして気候変動をはじめとした地球環境の悪化、自然災害の増加。

もう一つ、別の要因として、紛争や内戦がもたらす格差も挙げられます。

先進国では意識しなければ見えない問題もあります。
*そういう意味では、17の目標と169のターゲットを見ると、現在の世界の課題がわかるとも言えます。

また、先進国内でも格差はありますし、自然災害も発生していますが、自らが関係していることとそうでないことで感じ方にも温度差はありますよね。

ただ、自分たちが良ければそれでいいのか?
それでは破綻しますよね。

そこで、経済だけを追い求める発展ではなく、社会、環境を含めた3側面で調和する社会を目指すもの。
それがSDGsだと捉えています。

企業の場合だと、事業を通じて何が解決できるのか?何に貢献できるのか?
SDGsが腹落ちしている企業はしっかりしたビジョンを持っているなと感じています。

また、企業の活動でCSRというものがあり、「企業の社会的責任」と訳されています。
この活動も、収益ばかり追い求めるだけでなく、ボランティアや寄付などで社会貢献しようというものです。

慈善事業といえますが、実はこれ、余裕がないとできない活動です。
人的な余裕、金銭的な余裕。

と考えると、余裕のある企業しか継続できません。
今まさにコロナ禍ではそんなこと言ってられないよという企業も多いと思います。

しかし、SDGsは違います。
事業活動を通してできることなので、私は余裕のない企業でも安定のきっかけにできる内容だと思っています。

一方で、個人はどう係わるの?というところがわかりにくいですよね。

経済、社会、環境で分けて考えるというのはいかがでしょうか?相互間での繋がりもわかりやすくなるかもしれません。

経済では、企業の商品やサービスを利用する消費者として、大いに関係しています。

「選択」するというのが一番わかりやすくて重要な役割だと思います。

社会では、まずは世界で何が起きているか知ることから始めるのもいいかもしれません。そして、フェアトレード商品を選択するということもここに関連してきます。

環境では、「使う責任」を考える。余分に買いすぎない。余すことなく使う。資源を有効活用した商品を選択することもここに関連します。そして、自らの省エネルギーなど。

個人でできる取組みもたくさんあります。

最後に、SDGsは不可逆です。

関心を高めるためにマスメディアでの露出も増えていますが、ただの流行ワードではありません。

最初は多少違和感があったとしても、取組みを継続していくことが大切だと思っています。

そして、みんなのパートナーシップで取組みを進めていきたいですね。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事

アーカイブ