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創業者は漁師の網元という企業の生い立ち

皆さんこんにちは、ATARAプロデューサーの野村です。

ATARA_Pブログの初回は、DNAとして受け継がれてきている企業の原点のお話しをさせてください。

ATARAを運営するリマテック東北が属するグループの創業者は、漁師の網元でした。

1970年代、大阪湾で漁をしていた創業者は海洋汚染の大きな影響を受けていました。               

獲った魚が油臭い、奇形している、一番ひどいのが今も昔も変わらない風評被害。

そんな海洋汚染の原因の一つが工場からの廃液でした。

その状況を解決したい、海をきれいにしたいという想いで1974年に設立されたのがリマテックという会社です。

ちょうど1970年の水質汚濁防止法制定から法整備がされたタイミングでもあったのですが、企業からこの廃液や廃油を回収し、焼却、埋め立てが主流だった時代に再資源化に取り組みました。

セメント会社がセメント製造の際に使用する石炭の代替燃料を、全て廃棄物を原料として製造する。これが現在も継続している海をきれいにするために立ち上げた事業です。

燃料を納品する際には品質規格があります。ですので、その規格を守るために燃料の品質管理も行います。   

ただし、原料は全て廃棄物。捨てるものの品質管理はしませんので、一定品質のものはありません。

それらの原料を管理し、一定の規格の製品を造るという事業を約50年続けています。

廃棄物を原料に、ものづくりをする企業。

そして、社会課題解決に挑む企業、それが企業のDNAとして受け継がれています。

ATARAの背景にはそんな歴史もあります!というご紹介でした^^                            

*このブログの内容に関する文責は全てATARAプロデューサーの野村にあります。今後ここで取り上げる見解等は企業の意見ではなく私個人の意見であることをご了承ください。

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