BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ATARA_P選書
  4. ATARA_P選書_其の三

ATARA_P選書_其の三

先月から何度か電車で移動する時間がありました。

車での移動と違い、椅子に座れたらという条件が付くかもしれませんが、私にとっては読書の時間になるので、有意義な時間になります^^

さて、今月もそんな有意義な時間等に読んだ本をご紹介します!
ATARA_P選書_其の三は

「虫眼とアニ眼」 養老孟子さんと宮崎駿さんの対談が主に構成されたものです。
新潮文庫から平成20年に発行されています。

養老さんといえば、たくさんの著書もおありですが、本職は解剖学者。
大の虫好きらしく、昆虫採集、標本作成を続けられているそうです。
なので、「虫眼」

一方、宮崎駿さんは言わずもがなですね。
ちなみに私は、天空の城ラピュタが最も好きな作品です。
ということで、「アニ眼」

先に書きましたが、1998年から2001年までに雑誌などでの対談を加筆された内容で、前後に書き下ろしが追加されています。
第1回の手塚さんに続き、私のアニメ好きが伝わりますでしょうか^^”

内容は宮崎作品についてのやり取りが主なのですが、その中でそれぞれ虫眼とアニ眼でもって、世の中への憂いや、自然や子供たちに対する想いを語る内容になっていると感じました。

文中にもあるのですが、全てを言語化することに対してどうかと思うのですが、この本を読んで私の中に浮かんだのが、子供のころの体験でした。
山の中を走り回り、川でカニを獲ったり、魚を釣ったり、滝つぼに飛び込んで遊んだり。

そういう体験を通して、何が危ないのか?を体験するんですよね。
それが感性になっていくのかなと。

例えば、この木は腐っていそうだというのが見ただけでわかる。
この太さの枝だと、自分がぶら下がると折れるかも。
それは、一度痛い目にあって覚えたのですが^^

いま、公園の遊具が減っているのもそうだと思いますが、危ないものは全て取り除かれます。
滝つぼは私が子供の頃も行っちゃだめだってことになっていましたが、みんな飛び込んで遊んでいました・笑

それが今の子どもたちが得る機会がなくなっているというのは私も感じます。

冒頭に、宮崎さんのイラスト付きで「街の一番いいところに子供たちのための保育園を!」という内容がありますが、ものすごく共感できます。
夢中で遊べる所。いつの間にかすべての感覚を使って身体を動かしてしまうところ。コンクリート、プラスチックを隠し、木や土、水と火、生き物と触れるところ。子供たちが家に帰りたがらない保育園。

私が通いたいです・笑

養老さんの虫眼と、宮崎さんのアニ眼を通して、どう感じるかは読者にもよると思いますが、私は子供の頃の懐かしい風景が浮かんできました。

日本人の美意識に自然との調和(共生)があります。
この本からはお二人の自然との調和に対する美意識を感じました。

もののけ姫や千と千尋の神隠しの裏話も入っていますので、機会があれば一読してみてください!

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事

アーカイブ