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家庭での食品ロスを減らす

 まだまだ暑い日々が続いていて、夏の疲れ、自粛疲れも出ている頃だと思います。猛暑である夏、食欲が落ちて食材を使い切れなかったり、作っても食べきれなかったり。今年は例年よりも暑いため、食材も傷みやすいし、値段も高騰しています。

 家庭から食品ロスを出さないために。
  * 普段の8割減の買い物
  * いつもより綿密な献立
  * 購入後即の下ごしらえ(使い切り)
  * 保存食品の使用

を考えてみましょう。

購入削減で食材を使い切る

 暑い時は、室内温度が上がり、必然的に冷蔵庫内も温度が上がります。お子さんがいらっしゃったり、家族が多かったり、冷蔵庫を開ける頻度も多くなり、食材も傷みやすくなります。夏から秋にかけての暑い時期はいつもの8割減の買い物がおすすめです。減らす事が出来ない場合は、下記の下ごしらえ法を参考になさってください。

買い物もまずは

日用品→調味料→野菜→肉、魚→冷凍食品

冷たいものはなるべく最後に。保冷バックがあればより鮮度が保てます。

 今はなるべく1人で、買うものを決めてスーパーへ、スーパーは買ってもらうために努力をしています。決してその作戦にのらないように。2パックセットでお得、まとめて買うと何かが付いてくるはキケンです。
 そして安くて魅力ある見切り品ですが、使い切る自信がなければ、自宅でも見切り品になってしまいますので注意が必要です。

いつもより綿密な献立をたてる

 晩ご飯何にしよう?かごを持って考える、購入してから考える人が半数だと言われています。家にある物を考え、それにプラスしての献立をたててからスーパーに向かいましょう。

 献立をたてておくのは理想ですが、決める事が出来なかった場合、精肉鮮魚の売り場でメインを決めます。ここでは、スーパーの作戦にのり、お買い得の商品にすると、レシピカードが置いてあったり、動画でレシピの提案をしてくれたりするので、上手く利用するのも良い方法です。食べきらない、使い切る自信がないのに、大きなパックで購入するのは避けましょう。

購入後即の下ごしらえ

 暑い時は特に、生ものは直ぐに食べるものと下ごしらえする物に分けておくと便利です。

肉、魚→ 1 そのまま

     2 下味をつける

     3  冷凍

 この順番で保存期間が延びていきます。どうしよう?と考える間だけでも塩、日本酒をふりかけておくのはおすすめ。そのままで置いておくより保存時間が延び、素材のうま味が増したり、柔らかくなったりと良いことずくめです。そこにしょうゆや、生姜等を入れると和風や中華に使えます。そのまま焼いてケチャップやソースで味をつけると洋風になり、献立の幅も広がりますね。もちろん、味をつけてから、冷凍することも可能です。

 野菜やきのこも、すぐに使わなければ、冷凍する事をおすすめします。特にきのこは冷凍することで、保存も出来、うま味も増します。

保存食品を使う

 各ご家庭で、常備なさっている保存食を使用して、新しいものにローリングストックする。缶詰や乾物、インスタント食品を使っての料理を楽しむのも、新しい発見があります。

 今回さばの味噌煮缶を使ったナゲットをご紹介します。1個の缶詰と乾物の麩で2人分のメイン料理になります。是非作ってみて下さいね。

さば缶ナゲット

材料(6個分)

サバの味噌煮缶  1缶  95g

麩   20g        マヨネーズ  10g

片栗粉  大さじ1/2     油大さじ2

小麦粉  大さじ1

作り方

1 ボールに鯖缶を入れてつぶす。そこに油以外の他の材料を入れて混ぜ、6等分にする。

2 フライパンに油を入れて中火で片面約2分焼き、裏返して、弱火にして2分位焼く。

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