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今、私達に出来る事。

家で楽しみながら食品ロスを減らす

 コロナウィルスが終息するどころか、緊急事態宣言が出され、益々、家に居る時間が多くなりました。
 早く元の生活に戻りたいですが、まだまだこの状態が続きそうです。家に居るなら、家で楽しみましょう。食べて、元気な体を維持し、ウィルスに負けない体を作っておきましょう。
 私達にも出来る事、個々が心がけたり、意識を変える事で、助かる人も、元気をもらえる人もいます。

いつものお料理もこだわって作って、材料を使い切る。

 料理のだしはどうしてますか?粉末のだし、だしパック、それともかつおと昆布でとってますか?地域によっては煮干し、あごだしの所もあるかもしれません。

簡単に粉末のだしの方は、だしパックを煮だしてみる。
 だしパックを使ってる方は、昆布とかつおでゆっくりだしを取ってみる。
時には、煮干しのだしにすると、新たな味を知る事が出来るし、奮発してあごでだしを取ると料理屋さんの味に近づく、おうちごはんのレベルアップになります。

 昆布とかつおのだしでも、いつもより丁寧に取ってみる。そう以前より時間があるから。

 昆布は、さっと拭いて汚れを取り、切り込みを入れて水に30分以上浸ける。
昆布に切り込みを入れる事でうま味が出やすくなり、より美味しいだしが取れます。そして弱火で火にかけ、沸騰直前で取り出す。

 そこへ差し水をして、沸騰を抑えた所に、かつお節を入れて弱火で1分加熱で火を止める。かつお節が沈んだら、静かにゆっくり濾します。
絶対にかつお節は押さえない、絞らない。
かつお節も、本枯れ節を削って作ったら、最高級の味。

 西日本は、煮干しでだしを取るご家庭が多いです。私はなるべく捨てたくないから、頭付きでだしを取りますが、美味しくするには頭と腸を取って、弱火のフライパンで乾煎りします。そして水に20分以上浸けてから、弱火にかける。このひと手間をするとしないで、かなり味が変わります。
だしが美味しければ、もう半分料理は成功です。

そしてこのだしを取った後のかつおの再利用。オーブンで焼きます。

昆布はピクルス。

 美味しく仕上げて、すべて使い切ります。お家で美味しい幸せ、使い切りの達成感を味わいましょう。

 今までは、家庭で作って食べる他に、外食したり、買って食べたりと食の楽しみも多い日々でした。コロナウィルスの影響で、飲食店の閉店を余儀なくされたり、出荷されるはずだった食品が廃棄される等の悲しい話を耳にします。
 おうちにいて廃棄されるはずの食品を消費出来ます。

こちらは、市場で売れ残ったり、コロナウィルスの影響で、困っている食材を販売。
豊洲市場.com
https://www.tsukijiichiba.com/

コロナウィルスで困っていらっしゃる生産者さんの食材の販売。
食べチョク
https://www.tabechoku.com/

食品ロス、産地ロスを無くす為の食材販売。
たべるーぷ
https://www.tabechoku.com/

 そして飲食店を救うべく、テイクアウトを提供しているお店の紹介をしている自治体が沢山あります。

加古川市、周南市、野田市、川崎市、石巻市、小牧市、糸島市 等

 地域の企業や、タウン誌がテイクアウト店を紹介している所
吉祥寺、浜松市、浦和市、箕面市、横浜金沢区、松江、徳島 等

 美味しい物を食べて誰かを救える、喜ばれるし、自分も幸せ。
テイクアウトは食べたことない料理を食べる良いチャンス、料理の幅も広がります。

どうか皆さんで力を合わせて、乗り越えていきましょう。
食べ物は、命に繋がります。


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