Botanical Crayon
岩手県はリンゴの生産量が47,200tで、全国第3位(2020年調べ)。リンゴジュースもたくさん製造されています。
ジュースを搾った後のかすは、堆肥や飼料といった用途もありますが、ATARAでは現在ルームスプレーとTSUTSUMUという形で、それぞれ水分、固形分を余すことなく使用したものづくりを行っています。ただ、さらに活用用途を拡げておきたいという想いから、様々な可能性を模索し続けています。
そこで今回は、岩手県遠野市にあります宮守川上流生産組合様のご協力の元、紅の夢、さんたろう、紅玉等々のリンゴの品種から赤みが強めな乾燥物を作り出し、この色を付加価値とした商品をつくりたいという想いから構想を練り、今回の作品が生まれました。
mizuiro × ATARA
今回クレヨンの制作にご協力いただいたのは、『おやさいクレヨン』を作り出したmizuiro株式会社様。
『おやさいクレヨン』は、お米と野菜から作られたクレヨンです。小さなお子様も安心して遊べるように、米ぬかから採れた米油とライスワックスを ベースに、収穫の際に捨てられてしまう野菜の外葉などを原材料に着色したものです。また、野菜の色を補う顔料にも食品の着色に使われるのと同成分のものを中心に採用されており、万が一、口に入れても安全な素材だけでできています。
規格外などの理由で廃棄される野菜を活用したいという想いは、当ブランドと同じ。
「もったいない」で繋がったご縁です。
ATARA Botanical Crayon
ATARA ボタニカルクレヨン
今回は、ATARAで活用したかった、岩手のもったいない資源の色を活かし、オレンジかかった赤色の『いわてりんご』をオリジナルで制作いただき、そこに『おやさいクレヨン』既存色の「とうもろこし」「きゃべつ」「むらさきいも」 「たけすみ」の4色を合わせた5本セットとして、【ボタニカルクレヨン】が誕生しました。
この【ボタニカルクレヨン】を通して、ATARAの取り組みにより、「子供も大人もみらいはATARAが当たり前に」という想いに触れる機会になって欲しいと願っています。