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ATARA_P選書_其の六

ATARA_P選書、6回目にご紹介するのはATARAがそのままタイトルになっています。

「もったいない」新装版です。今更かもしれませんが^^”

編集がプラネット・リンクで2016年にマガジンハウスから第1刷が発行されています。

読書というよりも、私は確認という感覚で目を通しました。

編集をされたプラネット・リンクは、ワンガリ・マータイさんの思想と行動に共鳴した有志の方々だそうです。

冒頭に「もったいない」について、その語源的な意味も含めて説明があるのですが、その締めくくりで、

「もったいない」に秘められた一番大切な心は、物を惜しむこと以上に、そのものを得るまでの様々な苦労に対する感謝と敬愛の念なのです。まさに、日本人の美徳である「もったいない」の心を、いま一度よみがえらせたいものです。

とありますが、よみがえらせるという事は、現在はなくなっていると捉えられますよね。

その後、もったいない精神の事例としていくつか挙げられているのですが、私がまず感じたのが懐かしいなと思ったことです。ということは、私自身の中でもその心がなくなってるよね?と思える事例もありました。

例えば、お酒を飲む場で、上司や年長者の方にお酌をしてもらうことに、「畏れ多い」という意味での「もったいない」という気持ちになるという感情が風化しているとありました。

率直に、この感情はもうなくなるのではないかと思っています^^”

コロナ禍で飲む席というのも減っていますし、職場での飲み会もなくなっていくのかなと思います。どう思われますか?

77ページなので30分ほどで読んでしまえるのですが、知っていることばかりではなく、新たな発見もありましたし、価値観が変化して、少し形は変わったとしても、しっかり継承していきたい「日本人の心・美徳」であると、あらためて感じたということで、この1冊をご紹介いたします^^

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