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京の食文化とATARAの親和性は高い

先日のInstagramでも少し触れたのですが、京都の方とお話しする機会があり、ATARAの取組み内容を聞いてもらいました。

その中で、「もったいない」、「余すことなく使う」という日本が大切にしてきた精神、価値観を継承した「ものづくり」という、ATARAの内容が京の食文化に通ずるというかスッと入るという感想をいただきました。

有名なお話ですが、京都(関西)には「始末」という言葉があり、日常では贅沢をせずにつつましやかに生活をするという習慣があります。代々受け継がれてきたもので、おばあちゃんからよく言われたと聞くことが多いです。
特に和食の世界では、京都に限らず大阪でもこの「始末」が大切にされているそうです。
根底には、「もったいない」「余すことなく使う」という精神・価値観がありますよね。まさにATARAです^^

また、代々受け継がれるものとしてあるのが、「おばんざい」もその一つ。
今では、おばんざいを謳うお店も多くなっているようです。
ただ、京都の人からすると、おばんざいという言葉は使わないらしく、家ではやはり「おかず」だそうです。

ここで、京都市が平成25年に発行した資料を拝見すると、このことについて触れられている箇所があったので紹介します。

おばんざいについて
家庭のおかず いわゆる 「おばんざい」という紹介のされ方で、「おばんざい」という言葉は、1964年に大村しげという方が、新聞のコラムで「おばんざい」という連載を始めてから全国に広がったと書かれています。

“京都をつなぐ無形文化遺産”「京の食文化-大切にしたい心、受け継ぎたい知恵と味」

なので、京都の各家庭でおばんざいと呼ばれていたわけではないのですね^^”

さらに、おばんざいの次に紹介されていた「おきまり料理」という食文化にも目をひかれました。
詳細は以下の通りです。

おきまり料理について
月のうちの「何の日に何を食べる」と決めることで、栄養の均衡を図りながら、食生活に節目をつけるという習慣が、商家を中心に生活の知恵として引き継がれてきた。ということだそうです。

例えば、毎月末は「おから」を食べる日がある。
しっかりと意味もあって、調理に包丁がいらないことから別名「きらず」と呼ばれ、炒って食べることから、縁が切れないように、お金が入るようにとのこと。

このおからを食べる習慣があるというのもいいなと思いました。
全国でこれが拡がれば、おからがずいぶん食品として扱われる気がします^^

こういう文化は残したいよね~という結論になったのは言うまでもありません。

例えば、おきまり料理ですが、献立を考える手間も省けますし、皆さまのご家庭でも設定してみてはいかがでしょうか?^^
できれば月末におからを入れていただきたいです!

ということで、京(関西)の食文化と、ATARAは親和性が高いと感じた出来事でした!京都には他にも、禅宗からの精進料理の流れなど、面白いお話しもあるののですが、それはまた別の機会にお伝えできればと思います。

さて!ここで一つ新企画のお知らせです^^
企画というほどではないのですが・笑

まずは次回の更新から始めようと思っているのですが、私ATARA_Pがお勧めする「本」をご紹介する回を設けていきたいと思っています。
私の中の本にはマンガも入ります・笑

ただ、普通のマンガを紹介するわけはなく、ATARAに関連する内容であったり、社会問題であったり、何かしらその時々で私の興味向きも含めてご紹介できればと思っています。
本好きの皆様、お楽しみに! 

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