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エシカル消費とは「しわ寄せをなくす」ことだと思う

エシカル消費って、まだまだ認知度は低く、様々な調査結果を見ても2割に達していません。
ただ、少しずつ目にする機会が増えている気がします。

エシカルって直訳すると倫理的、道徳的という意味があり、法律やルールなどがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていることだと検索するとたくさん出てきます。
Google検索結果はエシカルだと552万件でした。対比するためにエコを検索すると、2億1700万件でした。
桁が2つ違いました^^”

エシカル消費は、地域や社会、環境に配慮した商品というニュアンスで取り扱われています。
また、自然災害後の被災地応援もこの中の一つ。東北でもかなり応援消費として、被災地の商品を購入いただいた方も多いのではないでしょうか。どうせ同じものを買うのなら、誰かの役に立つといいよねという良識の元に成り立つもの。

そんなエシカルと言われる商品は、高額というイメージもありませんでしょうか?
決して販売者が暴利をむさぼっているわけでなく、原価が高い理由はもちろんあります。

いくつかある理由の中で、例えばATARAでいうと、まずは生産量が少ないこと。
原価は、規模の経済効果でおさえることが可能ですが、大量生産していないことで高くなってしまいます。

次に、私の中では声を大にして言いたい理由なのですが、これまで利を得ていなかった方々、言い換えると大量生産大量消費社会でしわ寄せが来ていた方々/社会/環境に、しっかりと利を届けるから。
そのために、原価が高くなる。この高くなるというのは、あくまでもしわ寄せを生み出すものづくりと比較してという事です。こういったしわ寄せは、社会的に弱い立場の人たちに来ることが多いのではないでしょうか。

どこかが短期的に大きな利益を出すために、犠牲になっている人や環境はまだまだ存在します。
その利の配分を、しわ寄せが来ていた箇所にも配分する。

ただし、その価値以上に高くなる商品は、さすがに残らないと思いますので、その見極めは重要だと感じていますし、いつまでも高いままでいいとも思っていませんので、何かの仕組みが必要だと思っていて、今はその構想を温めているところです^^

さて、最後にご紹介があります。
以前Instagramでお世話になった「0円からのエシカル消費」さんは、エシカル商品は相対的に価格が高く、手を出しにくいと思っている方に、キャンペーンで0円で手に入れる機会を提供されています。
これも一つの仕組みだと思いますので、一度サイトをご覧になってください。
https://0ethical.com/

インタビュー記事にて、私のお話も掲載いただいています^^

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