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あるものを使う生活

 コロナウィルスのお陰で、各家庭の食品を見直す機会が増え、嬉しい事に食品ロスが減っている傾向です。物を買わなくてもあるもので何とかなるものだと実感された方もいらっしゃるじゃないでしょうか?そして家族で食卓を囲む、食の楽しさを再確認したご家庭も多いかと思います。

「でも、いつも同じような物ばかり食べています。なかなかアレンジ思いつかなくて。」

「段々飽きてきました。」なんて声も耳にします。そこでとっておき、私のアレンジ方法をお教えします。

発想の秘訣

*何から出来ているか考える。

 ドレッシングやたれ等サラダや焼き肉以外に使えないか考える時、原材料を見ます。何が使われているか?意外に沢山の材料、調味料が含まれているのです。

 例えば、このリマテックさんのドレッシングの材料。
皆さんならどうしますか?油に酢が入っている。しょうが、レモンもあります。

 私は、100gの肉に小さじ1のドレッシングをもみこんで20分置き、そのままフライパンで焼きます。酢の効果でとても柔らかくなり、味もつきます。
丁度良い味になりますが、食べる時に追いドレッシングをかけると香りが引き立ちます。

 コーンスープの素だって、これをみると調味料として使えそう。

 小麦粉と混ぜて鶏肉にまぶします。そして両面をこんがりと焼くだけでメイン料理の完成です。

*他人の意見や、行動を参考にする。

異性の意見、子どもや高齢者の話も私は聞き入れます。例えば、しゃぶしゃぶのたれにご飯を入れて食べた人がいた。「お行儀悪い」と思いますが食べると美味しい。

ごまだれ+肉のうま味+ごはん

と考える。そうすると、ごまだれ雑炊が完成しました。

*郷土料理等を参考にする。

北海道で蒸したじゃが芋にバターといかの塩辛をのせて食べる。

じゃが芋+いかの塩辛+バター

きっと炒めても美味しいはずと思い、セロリの葉をプラスして炒めてみます。

ごはんにもパンにも合うおかずになりました。

色々なことに興味を持ち、結び付けていく、コミュニケーションの中から生まれたりする料理。まだまだ美味しいものを作る事の出来る可能性は沢山探せそうです。

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